23 Oct 2015

フリルドスイマー115F カラーラインナップ


2015年度のカラーラインナップのご紹介です。

配色に関しましては、ド定番はもとより、長年の実釣経験に加え、テスト期間中に効果のあったものが基本となっています。

各カラーに簡単なキャプションを添えておりますが、書かれている内容は、私自身の釣果に基づいているだけではなく、同行メンバーやフィールドスタッフの釣果も含めた上で総合的に書いてあります。

また、ルアーのカラーというのは、時として、あまり神経質になる必要の無い場面もありますが、まるで正反対の場面もあります。ましてや、それ以前の部分を疎かにしない事の方がとても重要だったりもします。しかも相手は自然です。アングラーの考える事や考え方はあくまでゲームを組み立てるための仮の基準です。そこから答え合わせが始まっていくんだと思います。その中の一つに、綿密なカラーローテーションがあってはじめて効果を発揮することでもありますし、予想もしないような意外なカラーが意外な場面で威力を発揮する事もあります。組み立てるのは自身であり、何が起こるか分からないからルアーゲームは面白いのだと思います。くどいようですが、あくまで参考である事をご理解ください。



#001 RHレッドヘッドパール 言葉にする必要のない普遍のカラーですね。







#002 イワシ お馴染み外洋のメインベイトを模したカラー。こちらも説明不要でしょう!







#003 トウゴロウ 

 内房・外房 東京湾に面した千葉県ご当地カラー?水に溶け込む青緑色の背中が特徴で、比較的、時と場所を選ばないオールラウンダーではないでしょうか。曇りの日に良く釣れた印象があります。








#004 ボラ

 こちらも説明不要ですね。持っていて安心というか、本当良く釣れるカラーです。しかし、ボラって海から川から全国どこにでもいますよね?私が過去にホームグラウンド(バス釣り)にしていた茨城県は小貝川の結構な上流部にいたのには驚きでした。









#005 アユ

 一番の不人気カラーです(笑) でもこれ、ただアユを模した訳ではありません。
ボディの反射面全体が”薄いゴールド”に塗られていて、海外、アメリカ?ではホワイティッシュゴールド、つまり白っぽいゴールドと呼ばれていて、デイゲームでよく釣れる色でしたので採用にいたりました。






#006 CBP チャートバックパール
 ナイトゲームや濁り時に多用される事が多いと思いますが、意外と色んな場面で釣れるカラーです。フリルドの静かなアクションとこのカラーは、まるでソフトベイトのような印象を受けるから不思議です。ベリーが透けているのもポイントです。








#007 CH・モヒート
 ポジドラのオリジナル性が強いカラーで、秋の干潟ではもう鉄板です!干潟以外でも釣れましたが、「干潟ではこのカラーで釣る!」的な、変にこだわってみたい愛着があります(笑)






#008 CHGR チャートヘッドゴールドレッド
 エクリプスさん所のナイスなカラーを参考にさせていただいてます。ちゃんと許可も取ってますのでご心配なく!普段から水の透き通る事の無い川で効果的です。








#009 SMB スモークブラック
 こちらも不人気なカラーですが、効果は抜群で、過去に中村へ同行の際、手も足も出ないほどのその威力を見せ付けられた経験から、カラーの重要性を再認識させられたものです。中村と言えばこのカラーと餃子にはうるさいので、直接お話する機会があれば聞いてみることをお勧めします。





#010 CBR チャートバックレインボー
見た目通り派手な配色ですので、パイロットカラー的な側面を持ちます。アピールさせたい時もモチロンですが、時として一撃必釣的な効果がありました。







#011 CTS チャートテネシーシャッド
 運河筋のナイトゲームで良く釣れたカラーです。意外にも潮が濁り気味のデイゲームも効果も確認できたこともあります。また、目先の変化で興味を与えるような極端なカラーローテンションの一員としても役に立つカラーです。






#012 GLS ゴーストライムチャートシャッド
 澄み潮はCHモヒート、こちらは春の笹濁りの潮で良く釣れたカラーです。



これら12色以外にも今後も私達が必要とするカラーが追加されていく予定ではいます。(時期はわかりませんが)過去の経験から、水温の低い時期に良かったカラーなどなど、これからテストに入っていきます。もちろん新しいプラグもです!


フリルドスイマー115 スイミングムービー



ムービー内の上から見た映像ではローリングが目立ちます。しかし、お腹のフックに注視頂くと分かりますが、左右に大きく振れる事無く安定を保っています。つまりこれがウォブリング&ローリング(ウォブンロール)の動きと言うことです。(昔だとウィグルになるのかな~)

反対に完全なローリングアクションのミノーは真上から見ると、テールフックを振らず、腹フックを激しく左右に振っています。ニコデザインさんのラビットがそうです。というか完全ローリングのミノーはラビットしか存在してないと思います。

また、フリルドスイマーは実際に海や川で泳がせてみると、特にデッドスロー時、小さく震え続けていますが、止水のプール以外では、アクションを目で確認するのは難しいでしょう。特にクリアー系)

それに加えて、"ブルブル"や"コリコリ"と言った振動も感じ取るのことが難しいですが、そこはご安心ください。引き抵抗はしっかりとあって、特に流れに入るとハッキリと大きく感じ取ることが出来ますので、目視で流れの向きが不明瞭な時、センサーとしての働きをしてくれます。

更に、余計な雑音(振動)を感じる事がないので、デッドスローでリーリングの際、そのスピードに同調する小さな違和感のようなアタリも感じ取ることが出来ます。これは実際のテストの中でも多々あったことでした。


22 Oct 2015

フリルドスイマー115Fがハマるフィールド

フリルドスイマーが適合するシチュエーション。

いきなり表現の難しさを固定してしまうような見出しですが・・・(^^;

それと同じで「フリルドスイマーはシャローランナーです。」として分類されるとどうしても固定観念が付きまといます。

もちろん干潟のような浅い水域での強さは本機ならではですが、特別な専用性を重視して作られた訳ではなく、通常一般的なミノーを使用するのに適した条件に加え、より表層で反応を得られる魚の活性やタイミングさえ合えば、あらゆる場面で活躍してくれますし、表層で釣る高いゲーム性の演出に一役かってくれるはずです。

「僅かな力でも身を震わせる」「泳層・深度の変化が極端に少なく、浅い層に留まり続ける」「暴れすぎず」「流れに強い」「ロッドワークへの追従」「水面棒引きも可能」

これらの特性を理解し応用していくことがこのミノー(全てのルアーも同様)を使いこなす鍵となるでしょう。

”適した場所”についてもう少し説明を加えるのであれば、ラインと水面の角度が大きく開くような足場の高い場所や、激しいウネリを伴う水面は苦手としますので、それ以外の場所と捉えてください。またリップらしくないリップですので、糸ふけの大きく出るような場面での立ち上がりや大きなウネリのある水面でのレンジキープは苦手としますのでその辺はご容赦ください。それと同時に先入観を捨てる事でイロイロな発見がある事も同時に願っています。


【参考】

 これは私達のホームグラウンドでのほんの一例を基に説明となるのですが、そのエリアは平均水深が約3mないし5mの河川。ザックリとした狙い所としては、「目に見える範囲で)流心、沖の潮目、反転流、岸寄りの緩流帯などなど、そこにベイトやマンメイドストラクチャーや地形変化などを絡めたコース取りでのアプローチをしていきます。

しかし、意外と多いのが(こればっかりの時もある)足元でのバイト。特に緩流帯付近は沈みテトラに加えベイトも溜まるせいか、尚更その傾向は強まります。足元と言っても足元に広がる沈みテトラと本流筋の境目でのバイトが正しくて、そこを気を遣うことなく引けるのミノーとなると、やはりフリルドスイマーに軍配があがります。どういう事かと言うと、通常のミノーやシャローランナーでは足元のテトラにルアーを取られしまい、一番に美味しいレンジと美味しいタイミングを逃してしまいます。その証拠ではないですが、バイト→アワセた瞬間水面が割れるのは、その境目で起こります。よって、一般的なミノーでは、足元でルアーの泳ぐ軌道を上昇させてあげる必要があるのですが、この点”フリルドスイマー”なら巻くだけで、簡単にこなしてくれるのです。

映像でもあれば論より証拠で分かりやすいのですが、ちゃんと釣り込みながらでないとこの説明がつかない事はお察しください!

また、

感覚の優れている人や慣れている人には無用な内容ですが、こうしてそのフィールドや相手(ターゲット)が持つ性質にルアーの性能を合致させるとその効果を発揮してくれるという事です。



【適合場所】

具体的な場所名などは控えますが、参考までに、私たちが行ってきたフィールドテスト例にすると、特にナイトゲームで次の4エリアは型も数も充分過ぎるほどの実績を確認しています。(釣果画像は何れまた)

 ・干潟
 ・汽水湖
 ・大小河川~河口エリア
 ・本流
 
この日は見事フリルドがハマり、カラーローテンションと魚のつく筋への流し方を変える事で結構な釣果でした。

最後にデイゲームでの使用。前回の説明にもありました通り、内部には3つのウエイト球があります。製品を手にした際にお気づきになられると思うのですが、この3つの一番後ろの玉が簡単に外れるようになっています。これは不良でも設計ミスでもなく、115mmサイズのみの特技としてロッドワークによるダートアクションを可能とした為です。シャローランナーとしてはとても珍しい部類に入ると思うのですが、デイゲームでもシャローランナーが有効な地合いでは効果的ですので是非ともチャレンジしてみてください。

操作のコツとしては、無闇に激しい連続的なロッドワークはご法度です。"スイッ、スイッ、と緩めに二回ジャークの一回ポーズがベターでしょう。その際、注意して頂きたいのは、ポーズの時。ラインにスラックを与えすぎないように引いたロッドをそのまま止めてあげてください。これは重心移動を搭載したミノー全般のジャーキング(操作方法)に言える事です。








サイズは小さいですが、早春のデイゲーム時、この日はストレートリトリーブには反応が得られず、トゥイッチすることで連釣でした。(画像上)

画像下は友人の釣果。デイゲームの表層ゲームはやっぱり面白い!

フリルドスイマー115 スペック紹介


スペック紹介 その1

【スペック】

 全長115mm 総重量16g フックは#4の2フックタイプ。レンジ30cm~50cm

こちらが現在公表のスペックとなっています。では詳しく分解していきます。



【レンジ30cm~50cm】

今、主流だと思われる メインライン にPE1.0~1.2号、リーダーはナイロンの16~25lb、リールは#2500~#3000のハイギアモデルを用い、リトリーブスピードはデッドスロー、ノーマル、ミディアム、ファーストの順に試したおおよその数値です。方法は超アナログで干潟に漬かった際にフルキャストし、比較的水深のある場所から浅い方へとキャストを繰り返し、根がかったその場所の水深を計りました。ただし、ロッド角度やライン、リーダー径、素材もナイロンまたはフロロ、スナップの大きさやリトリーブスピード、もっと言えば、リールサイズ、ギヤ比、糸巻き量による円周の違い、海水、淡水、風や流れ、更に言えば水温によっては約10cm程のズレはあるように思います。

まだバチパターン始まりかけの時期。ABSモデル第一号での釣果。



【飛距離と投げ方について】

 ○○メーター飛びますとかは 前編内の理由により、あえて文字にはしません。自重16gですから、こちらも主流のMLクラスのロッドで扱えば、16gならではの飛びを見せてくれます。ライナーキャストに自信があれば、結構な向かい風でも安定して投げれます。ただし、その性能を発揮させるには、注意点というかコツを要します。(そんなに難しい事ではありません)というのも、フリルドに採用したマグネット式は、ピックアップで球が後部へ移動する重力式とは違って、バックキャストの加速力で球を移動させる事になります。(お馴染みですよね)

特にフリルドに限っては、キャストフォームの乱れなど、ロッドに無駄な仕事をさせると、ラインを伝わり、ルアー自体も不必要に暴れます。その際、ボディ内の3つの球同士が変に衝突し合い、まるでアメリカンクラッカーの如く弾けて戻り、磁着してしまいます。そうなると力無く、短い距離を飛ぶことになってしまいます。特にに高弾性といわれるロッドほどキャストフォームの乱れによる悪影響が顕著な気がします。玉を2球にすれば済む事は見つかってはいたのですが、(95mmがそう)色んな理由から115mmは3球を採用に至りました。

そこで、投げ方のコツとしては、まずはリラックスした状態で軽く投げてみてください。ただし基本として"常にルアーの重みを感じ取ったまま前に押し出すようにしながら"です。それでいても、ルアー本体が備えている飛行能力が 70~80%は発揮されると思います。慣れてきたら、押し出す力を徐々に強くしていくと良いかと思います。ついでにもう一つ。とても参考になるのは、フライフィッシングのキャスティングです。シュートのタイミングやトップガイドの軌道(横からみて)を一直線に保つための手首と肘の使い方、ここに体のひねりを加えるとよりルアーを投げるのに適したフォームになると思います。ライナーキャストが苦手だなあ~という方にもとても参考になりますよ!



Φ7.5スチール球×3 約5g



テスト期間中の事。"軽い力で飛ぶ"これも本来重心移動機構が持っている力の一つなんだと、長年ルアーを作っている身でありながら再認識しました(^^;それと同時に、ルアーの神様が生み出したこの機構がどれほど凄い事だったのかも痛感させられました!


フリルドスイマー115F 発売間近!

ポジドライブガレージ、第一弾プロダクトのフリルドスイマー115Fも、お陰様でいよいよというのか、やっとっというのか、店頭に並ぶ日が近づいてまいりました!

ほんと、、思い返せば中村も私も、ほぼ無計画のままで起業し(^^;やっとその日が近づいて来たわけですから、腐心した値の分だけ、なんとも例えようのない心境です。そして、今日まで沢山の応援にお力を与えてくださった皆様には言葉に尽くせぬほどに感謝致しております。モチロンこれから先、自分たちの信念を貫き続けるための原動力となっていることは言うまでもありません!よりいっそう精進して参ります!

ではでは、フリルドスイマーがどんなミノーなのか?と、その前に、よくご理解頂きたい事がございます。それは、同じ釣りをするにしても、価値観やスタイルも好みのタックルも十人十色でしょうから、人によって、良し悪しは二分されるのが釣り具の特性だと言うことです。

つまり、これから説明する内容はあくまで"参考であり"絶対的な釣果を約束するものではございません。大よその目安としてご自身のスタイルに当てはまるのか否かをご判断頂ける材料にして頂ければ幸いです。

また、ルアーに備えられている性能を紹介する際に用いる基本スペック。その中でも特にレンジや飛距離など、数値で表す部分は100%正確ではありませんということもご理解ください。

数値とは正確で厳密であるからこその数値ですから、正確な計測となると、100%の再現性を可能とする施設や設備での完璧な測定が必要になるでしょう。(それと莫大な費用も)

確かに数値は嘘はつきません。でも、それはフィールドも同様で、全くの嘘や偽りなど通用しません。だからこそ、私たちが計りたいのは千変万化の自然の中の事。よって、実際には使い手、作り手が現場で養った感覚を優先させられる事の方が、ルアーを作る上ではとても重要だと思っています。

少しズレましたが、極めて簡単にまとめると、フィールドの条件やタックルバランスによっては最良のパフォーマンスを引き出せない場合があります。ということです。

こう言った突っ込んだ内容はイベントなどでお客様とお話する機会の中でも時間は限られるものですから、事細かな説明はしきれません。なので、これから可能な限りの事を書いていくつもりです。ついでに横道にそれる事もありますがそこは大目に見てやってください(^^;

それでは引き続きよろしくお願いいたします。
向かって一番右下が大昔につくった原型モデル。