22 Oct 2015

フリルドスイマー115 スペック紹介


スペック紹介 その1

【スペック】

 全長115mm 総重量16g フックは#4の2フックタイプ。レンジ30cm~50cm

こちらが現在公表のスペックとなっています。では詳しく分解していきます。



【レンジ30cm~50cm】

今、主流だと思われる メインライン にPE1.0~1.2号、リーダーはナイロンの16~25lb、リールは#2500~#3000のハイギアモデルを用い、リトリーブスピードはデッドスロー、ノーマル、ミディアム、ファーストの順に試したおおよその数値です。方法は超アナログで干潟に漬かった際にフルキャストし、比較的水深のある場所から浅い方へとキャストを繰り返し、根がかったその場所の水深を計りました。ただし、ロッド角度やライン、リーダー径、素材もナイロンまたはフロロ、スナップの大きさやリトリーブスピード、もっと言えば、リールサイズ、ギヤ比、糸巻き量による円周の違い、海水、淡水、風や流れ、更に言えば水温によっては約10cm程のズレはあるように思います。

まだバチパターン始まりかけの時期。ABSモデル第一号での釣果。



【飛距離と投げ方について】

 ○○メーター飛びますとかは 前編内の理由により、あえて文字にはしません。自重16gですから、こちらも主流のMLクラスのロッドで扱えば、16gならではの飛びを見せてくれます。ライナーキャストに自信があれば、結構な向かい風でも安定して投げれます。ただし、その性能を発揮させるには、注意点というかコツを要します。(そんなに難しい事ではありません)というのも、フリルドに採用したマグネット式は、ピックアップで球が後部へ移動する重力式とは違って、バックキャストの加速力で球を移動させる事になります。(お馴染みですよね)

特にフリルドに限っては、キャストフォームの乱れなど、ロッドに無駄な仕事をさせると、ラインを伝わり、ルアー自体も不必要に暴れます。その際、ボディ内の3つの球同士が変に衝突し合い、まるでアメリカンクラッカーの如く弾けて戻り、磁着してしまいます。そうなると力無く、短い距離を飛ぶことになってしまいます。特にに高弾性といわれるロッドほどキャストフォームの乱れによる悪影響が顕著な気がします。玉を2球にすれば済む事は見つかってはいたのですが、(95mmがそう)色んな理由から115mmは3球を採用に至りました。

そこで、投げ方のコツとしては、まずはリラックスした状態で軽く投げてみてください。ただし基本として"常にルアーの重みを感じ取ったまま前に押し出すようにしながら"です。それでいても、ルアー本体が備えている飛行能力が 70~80%は発揮されると思います。慣れてきたら、押し出す力を徐々に強くしていくと良いかと思います。ついでにもう一つ。とても参考になるのは、フライフィッシングのキャスティングです。シュートのタイミングやトップガイドの軌道(横からみて)を一直線に保つための手首と肘の使い方、ここに体のひねりを加えるとよりルアーを投げるのに適したフォームになると思います。ライナーキャストが苦手だなあ~という方にもとても参考になりますよ!



Φ7.5スチール球×3 約5g



テスト期間中の事。"軽い力で飛ぶ"これも本来重心移動機構が持っている力の一つなんだと、長年ルアーを作っている身でありながら再認識しました(^^;それと同時に、ルアーの神様が生み出したこの機構がどれほど凄い事だったのかも痛感させられました!